

To Enlighten the World
写在《中国学术日译》创刊之际
本丛刊从启动到付梓出版,要感谢山东师范大学“科研创新团队”工程。
一 创刊契机
2021年9月,山东师范大学启动“科研创新团队”工程,旨在提高学校人文社科研究水平、带动青年教师学术成长、反哺教学,最终达到促进学科建设、专业建设的目的。学校下发通知后,日语系决定以“山东与东亚区域中日文献资料搜集整理、翻译与研究创新团队”的名称申报,经过多轮评审,最终在15支申报A类团队中遴选出6支创新团队,日语创新团队有幸入选。
团队立项后如何开展工作?当时正值国家社科基金中华学术外译项目申报期间,青年教师都在积极申报。但该项目作为国家级项目,立项数量少,申报难度大。本人曾先后在2015年以《作为学科的文学史》(陈平原著)、2017年《中国当代文学海外传播研究》(姚建彬主编)、2018年《中国俗文学史》(郑振铎著)三次申报该项目,第三次才申报成功。事实上大家都知道,无论是否成功,每个申报者都在日语试译部分下了很大功夫。但没有立项,的确是令人沮丧的事情。
创新团队立项后,决定利用这个平台,将没有申报成功的该项目的日语试译部分结集出版。这样做,既能调动青年教师的积极性——正式发表的论文能成为他们将来申报新项目的前期研究基础;也能将中国学者的社科成果介绍到海外(日本)。但申报项目者手中的资料毕竞有限,我们就开始联系新的源稿作者。本团队的工作目的和热情感染了多位学者,第1辑为中国现当代文学专辑,两天时间7位学者将8篇论文版权授予本团队,译者也很快到位,加上之前申报该项目时翻译的《中国当代文学海外传播研究》中的两篇文章、《作为学科的文学史》中的部分章节,顺利完成本册的组稿。
本丛刊计划每年出版两期,上半年和下半年各1期。希望更多的学者不吝赐稿,更多的日语教师加入到本项目翻译队伍,为中国学术日译、为中日学术交流尽点微薄之力。本刊还有很多不足之处,敬请批评指正。
二 创刊意义:
中国学术需要外译,让他国研究者了解中国学者的研究,形成学术对话局面,这非常重要,因此,国家社科基金自2012年起推出“中华学术外译项目”,支持力度非常大,但是,国家层面的项目数毕竟很少,且资助的多为著作。相较于每年产出的大量的学术论文,外译的微乎其微,外国研究者对中国研究者的研究知之甚少,不利于学术交流。
作为中华学术外译项目的有益补充,山东师范大学日语科研创新团队立足于学术层面,决定以中国学者公开出版的优秀社科成果——论文为对象,利用语言优势,联合日本相关专家和出版社,将其翻译成日语在日本出版,进入日本主流发行渠道,增进日本学术界对当代中国哲学社会科学的了解。本丛刊无任何商业用途,纯为学术之用,稿源著者、译者、编委均无任何报酬。搭建中外学术交流平台、提高青年教师业务能力,这是本项目的最大目的和意义。
最后,感谢赐稿给本刊的各位学者,感谢各位编委的大力支持,感谢努力翻译的各位日语老师,感谢给翻译稿校对和指导的各位日本人老师,感谢外语教学与研究出版社钟诚先生以及日本芳草社等出版界支持本刊的各位。最后对山东师范大学的经费支持表示特别感谢。
团队负责人:李光贞
2022年2月17日于济南
『日本語訳·中国学術論文』
の創刊号ついて
本誌の発足から上梓まで、これはひとえに山東師範大学「科研創新チーム」プロジェクトのおかげである。
一 創刊の契機
2021年9月、山東師範大学は「科研創新チーム」プロジェクトを発足し、その目的を学校の人文社会科学研究レベルを向上させ、青年教師の学術的な成長を牽引し、授業の質を高め、最終的に学科建設·専門建設を促進するものとした。学校からの通知の後、日本語学科は「山東省及び東アジア地域における中日文献収集整理·翻訳及び研究創新チーム」という名称で申請することを決定した。複数回の審査によって、最終的に 15 の A 級申請チームの中から 6チームが選ばれ、幸運にも日本語創新チームはそこに入選することとなった。
プロジェクトを立ち上げてからは、どのように仕事に取り組めばよいのであろうか?当時は国家社会科学基金の中華学術外訳口ジェク卜の申請期間にあたり、青年教師はいずれも積極的に申請していた。しかし、国家レベルのプロジェクトであるため、立ち上げる数は少なく、申請が採用されるのは難しかった。私は 2015年に『作为学科的文学史』(陳平原著)、2017年『中国当代文学海外伝播研究』(姚建彬主編)、2018年に『中国俗文学史』(鄭振繹著)というように 3回にわたって同プロジェクトに申請したが、3回目にしてようやく成功した。実際には、成功してもしなくても、どの申請者も日本語の試訳部分に力を入れていることはよく分かっている。だが、確かに採用されなかったことで落ち込むこともあった。
創新チームを立ち上げた後、このプラットフォームを利用して、申請に落ちた日本語の試訳部分をまとめて出版することは出来まいかと思った。こうすることで、若手の教師のやる気を引き出すことができるだろう一正式に揭載されたものは彼らの新たなプロジェクトを申請する際に、前の段階としての研究基礎として活用できる。また、中国の学者による社会科学の研究成果を海外(日本)に紹介して読んでもらうこともできる。名称は『日本語訳·中国学術論文」《中国学术日译》)に決めた。
しかし、試訳文は限られていたので、新たな論文を募集することとなった。本チームの目的と情熱に共鳴した7名の学者が8本の論文の著作権を授与してくださり、それ以前に申請した同事業における『中国現代文学海外伝播研究」に揭載された二本の論文と、『作為学科的文学史』の試訳における一部の章とを加えて、『中国現当代文学特集」の第1号は2日以内で依頼を終えた。訳者も喜んで翻訳に携わってくれた。
本誌は定期刊行物として、上半期と下半期に1回ずつ、年2回出版される予定だ。より多くの学者が大作を惜しまず、より多くの日本語教師が本プロジェクトの翻訳チームに参加し、中国の学術についての和訳や中日間の学術交流のために力を尽してくれることを心より願っている。本詰は足りない所がたくさんあり、ぜひこ指導のほどよろしくお願いする。
二 創刊の意義
中国の学術論文の海外への紹介は必要なことであり、他国の研究者に中国の学術研究を理解してもらい、学術交流の場を形成することは重要である。そのため、国家社会科学基金は2012年から「中華学術外訳プロジェクト」を立ち上げ、その支援に力を入れている。每年出版される大量の学術論文に比べて、翻訳物は微々たるもので、外国の研究者は中国の研究者による研究についてほとんど知らないため、学術交流に不利である。
「中華学術外訳プロジェクト」の有益な補完として、山東師範大学日语創新チームは学術交流を出発点とし、言葉の面で長所を発揮し、中国において公開及び出版された論文を日本語に翻訳する。そして、日本に関連する学者や出版社と連携し、日本において出版する。日本において発行することで、現代中国の哲学や社会科学に対する日本学界からの理解を増進させることができよう。本詰はいかなる商業に関する意図もなく、純粋に学術のために用いられ、論文原稿の著者·翻訳者·編集委員にいかなる報酬もない。国内外の学術交流の場を作り、若手教師の職能を向上させることが、このプロジェクトの最大の目的と意義である。
最後に、本誌に論文原稿をくださった学者の皆様、編集委員会をこ支援くださった皆様、翻訳にご尽力いただいた日本語の先生方、翻訳原稿の校正と指導をしてくださった日本の先生方、外語教学与研究出版社の鐘誠様や芳草社をはじめとする本誌を支えてくださった出版界の皆様に感謝に意を表させていただく。最後に山東師範大学からの助成金に特别の謝意を表したい。
チーム責任者:李光貞
2022年2月17日済南にて